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東京に本社を置き、WIRED CAFE をはじめとする多彩な飲食店ブランドを全国で手がけているカフェ・カンパニー。その新業態プロデュースを担当しました。 店舗があるのは品川駅からほど近い場所にある商業施設の一角。それまでWIRED CAFE Dining Lounge として地域の人々に親しまれてきた店舗でしたが、新業態の 1 店舗目としてリニューアルすることになりました。 コンセプトメイキングの核となるのは、東京の玄関口・品川という地理的条件。観光・ビジネス・生活、さまざまな目的で人が行き交う場所であることから、ターゲットはあらゆる国・地方から東京へやってきた観光客と設定。トーン＆マナーは HUB 空港の立ち飲みバーのような雰囲気で、気軽に立ち寄り、店員やお客様同士でフランクにコミュニケーションできる場所としました。 デザインしたのは、いろんな文化を MIX したタコス＆メキシカン料理と、石垣島を中心に厳選した日本のクラフトビールを提供する店。「WIRED TACOS CLUB TOKYO」と名付けました。これらのキーワードをもとにコンセプトコピーも開発しています。 ロゴはメキシカン風の男と、動きのあるロゴタイプ。この辺りのことは何でも知っている情報通で、陽気なおしゃべりに人が集まってくる、そんなこの店のリーダーというのがキャラクターの裏設定。アイコニックなデザインとしてさまざまな場面で活きるよう、愛されるユニークさを意識しました。店内装飾や制服、スーベニアにも使用しています。 WIRED TACOS CLUB TOKYO は、具材やレシピにルールがない自由なタコスのように、さまざまな文化が混ざり合うことを楽しむ店。東京産の野菜を使ったタコスや国産の肉を使ったファヒータなど、メニューにも表れています。食の未来をつくるカフェ・カンパ ニーによる、新たな食文化を発信するブランドとして展開しています。
