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1958年創業、札幌で長く市民に愛されてきたお茶の土倉。60周年のタイミングで、古くからあるお土産商品をリブランディングして新しいシンボリックな商品にしたいと依頼を受け、エイプリルはコンセプトメイキング、ネーミング、ロゴ作成、パッケージ作成、Webサイト制作を担当しました。 リブランディングにあたり、新しいターゲット層は「30代〜50代の高感度な大人」に設定。売り場を量販店ではなく、ライフスタイルショップへと変え、新たな北海道土産を目指すことにしました。 ネーミングとロゴデザインは、流行を取り入れるのではなく、あえて昔からあるような親近感が湧く言葉の響き・デザインに。モチーフの木彫りの熊は、創業当時歩いてお茶を運び行商したという先代のエピソードからインスピレーションを受けたものです。 茶筒やティーカップのほか、手土産用の紙袋、お茶菓子の最中もデザイン。引っ掛かりのあるネーミングとつい手にとりたくなるパッケージデザインは、普段お茶を飲む習慣のない方にも選んでいただけているようです。近年では新千歳空港のお土産ショップでの売上も増えていると聞いています。改良を重ねながら、リブランディングは続いています。
