43d
#Branding #Concept Making #Copywriting #Visual Design #Event Design

STAFF

CD/AD.
メアラシケンイチ
D.
木谷梨乃
C/PM.
鈴木志保
PH.
佐藤匠
HM.
對馬友理
M.
HARRY NANAKA KEISUKE NAKANO
DR.
沼田大資
CL.
Four Seasons

スノーボードウェアブランドとして2009年に札幌で生まれた43d。札幌中心部から少し離れたビンテージビルディングにフラッグシップショップを構えるも、販売チャネルはECサイトのみという独自のスタイルで運営しています。今回ご縁があり「繁雑化したブランドカテゴリーを整えたい」「ブランド価値を高めたい」とご相談をいただきました。 まずはブランドアイデンティティを再定義することからスタート。歴史や作り手の言葉を掘り起こし、「43dは、北緯43度圏つまり『北方圏』で暮らす人々のために存在する」とこれまでより大きなレイヤーで仮説を立て、タグラインとブランドストーリーを開発。 これらの言葉を軸に、ブランドカテゴリーを再構築し、それぞれのコンセプトコピーはユーザーへ向けたメッセージでありながら、社内の共通言語かつ、開発者が迷ったとき原点に立ち戻るための言葉としても機能するよう開発しています。 SNSを中心に展開するビジュアルの撮影は、新しく構築されたブランドカテゴリーのターゲットに合わせ、雪に埋もれ廃墟感漂う遊園地と北海道最高峰・大雪山旭岳山頂という対極的な2ヶ所で敢行。リブランドに込めたそれぞれのコンセプトを感じてもらえるよう、別ストーリーで仕上げました。「スノーボードウェア=滑走シーン」というビジュアル作りとは一線を画し、その奥にある「雪との向き合い方=生活の中の服」という北方圏発のブランドだからこそ発信できる本質を込め、競合ブランドとの差別化を図るのが狙いです。 一連のリブランディングは幕張メッセで開催された東京アウトドアショーでローンチ。新ブランドを感じていただくためのブースやブランドブック、タグ、ショッパー、梱包材に至るまでも、統一された世界観でデザインさせていただきました。